iichan1号初代REBORN

 

 
初代iichan1号の蘇生記録です。
 2015.11~2016.3
 2014年9月、バカヤローの車に巻き込まれ、最愛の初代が逝ってしまった。衝突の衝撃でフレームが曲がってしまったのだ。(詳しくはこちら

修理を断念し、当初は分解してオークションで売却して、二代目の購入資金の足しにでもしようと考えていた。

二代目を向かえ、しばらく乗ったが、しっくりこない。
嫌気が差して、悩んだ挙句、三代目へ。

しかし、どうしても初代が忘れられない。
初恋の人が忘れない感覚。

そして遂に、「初代蘇生」の決断をする。
まずは、肝心要のフレーム探しだ。
これは、オークションで見つけて購入した。
同じ出品者が、フロントフォーク部分も出品していたので、同時に落札し、同梱で送ってもらった。
そこそこの値段がしたが、これがないと始まらないので、仕方がない。

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フレーム等が揃っても、始めるまでは結構時間がかかった。
出来るか不安で、なかなか踏み切れなかった。  しかし、2014年11月、意を決して初代の分解に取り掛かった。分解は簡単だが、組み立て時に分りやすいよう、要所要所で写真を撮っておいた。

ダンボールに溜まって行く分解した部品を見て、果たしてこれを組み立てたら、本当に初代が復活するのだろうか。
ガラクタそのものの見た目に、不安が募る。

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 そんなこと考えていても仕方がないので、作業を進める。
特殊工具の必要なところは、「神様のバイク屋の兄ちゃん」にお願いして、工具を貸してもらった。フロントフォーク部分の取り外しも初めてした。
エンジンも初めて下ろした。噂には聞いていたが、たった2本のボルトでフレームにぶら下がっていることに驚いた。それで完璧にフレームに固定されていることに感動もした。
エンジンは車のジャッキを利用して下ろしたが、大変スムーズにできた。そして遂に、最終段階、電気系統とセンタースタンドを残すのみ、と言うところまできた。
しかし、最後の最後で試練が待ち受けていた。

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  一つ目の試練は、センタースタンドのシャフトが固着して、どう頑張っても外れなかったことだ。最後は神様のバイク屋の兄ちゃんにお願いしたが、それでもダメだった。
結局、兄ちゃんがシャフトを切ってくれ、ブレーキペダルだけは取り外せた(ブレーキペダルはセンタースタンドのシャフトに取り付けられているため)。
そして次の試練。それはフレームに残っているメインハーネスやらバッテリー周りのこまごました物、これは僕の予定では、新旧のフレームを並べて、そのまま横滑りで移植することにしていた。そうすれば、間違わずにスムーズに移植できると考えたからだ。
しかし、メインスタンドを取り外すため神様のバイク屋に入庫していた時に、雇われているおっちゃんが、気を利かせてきれいさっぱり、何もかも取り外してしまったのだ。
兄ちゃんには伝えていたが、おっちゃんにまで伝わっていなかったようだ、
善意でやってくれたのだから仕方がない。
頑張って組み立てよう。

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いよいよ新しいフレームへの移植が、初代の蘇生が始まった。

テールランプ、リアウインカーのケーブルを取り回す。
タンクの下へとケーブルが入って行く。
タンクの下なんて見たことがなかったので、こんなになってたんですね。
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 ケーブルを固定する部品が劣化していて折れてしまったので、注文した。
こんなものでも、あると無いとでは大違いだ。
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テールライトとリアウインカーを取り付けた。

これだけでも、スーパーカブらしく見えるので、何だか嬉しくなってくる。
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ハーネス類を接続して、固定する。
同じ色同士を繋げればいいので、間違うことは先ず無い。IMG_20151121_150452
おっちゃんによって、見事に、しかし丁寧にバラされたバッテリー周りの部品。

3代目のを見ながら、取り付けていった。

 

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初代と三代目では、若干違うところもあったが、何とか取り付けられた。

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神様のバイク屋の兄ちゃんが、部品を好きなだけ取ったらいいよと、エンジンがお釈迦になったプレスカブをわざわざ家まで届けてくれた。
いつもホントにありがとう。という訳で、シートやらキャリアやらテールライトやら、いろいろ頂きました。
初代のシートは、もう使わないと思っていたので、知り合いにあげてしまっていたのだ。

後で兄ちゃんにお金を払おうとしたが、案の定「いりません」と断られた。
おおきに。本当におおきに。

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こんな感じになりました。

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センタースタンドは固着してシャフトを切断してしまったので、オークションで買うことにした。

90ccのものとして出品されているものは、玉数が少ない上にバカ高い。逆に50ccのものとして出品されているものは、玉数が多い上に、90ccの半値くらいだ。

パーツリストを見たりして、総合的に判断した結果、ほぼ合う確信が持てたので、落札した。
シャフトやバネも揃っていて、ブレーキペダルまで付いていた。
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上の写真の、右がもとから付いていたもので、左がオークションで落札したものだ。
頭の部分の形状が違う。クッションとなるゴムの幅が2倍になっているためだ。
しかし、シャフトを通す部分の幅さえ合えば、取り付けできるはずだ。右の写真の左側は、シャフトを止める割りピン。
右側の上が、落札したスタンドについていたシャフトなど。下が、もとからのもの。IMG_20151122_130255IMG_20151122_125919
予想が的中し、センタースタンドは何の問題もなく、ピッタリついた。
ブレーキペダルは、初代のものを使った。IMG_20151122_132319
シャフトに新しい割りピンを通す。

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曲者はこのバネ。
先端を、センタースタンドの突起に引っ掛けるのだが、力任せに引っ張ると、どんなに頑張っても無理だった。
試行錯誤の結果、バネの先端をドライバーの先で引っ掛け、スタンドの突起を支点にして、ドライバーをグイッと押し上げれば簡単にできた。IMG_20151122_134707
センタースタンドとブレーキペダルがついて、こんなになりました。

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次はスイングアーム。

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スイングアームとリアサスペンションを取り付けた。
リアサスペンションは、外していた三代目の物を仮につけている。
グリーンなので、塗り替えてそのまま使うか、新しいものを購入するか。思案中。IMG_20151129_134022
さて、いよいよフロント部分を取り付ける。

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 アッパーボールレースにスチールボールレースを取り付ける。
グリスをたっぷり塗る。IMG_20151129_142822
ステムパイプにもスチールボールレースを取り付け、グリスをたっぷり塗る。
スチールボールレースは初代のものを流用した。
今から思えば新品と交換しておけば良かったが、後の祭りだ。IMG_20151129_142838
この後、特殊な工具が必要となるため、神様のバイク屋の兄ちゃんにお願いして、借りてきた。いつもありがとう。
右がトップスプレッドを締め付けるステムレンチで、左がステアリングステムナットを締め付ける専用工具だ。
これがないと始まらない。IMG_20151212_134025
トップスプレッドを取り付ける。
これの締め付け具合が結構難しく、緩すぎるとガタが出るし、締め付けすぎるとハンドルがスムーズに回らない。この後、ステアリングステムナットを締め付けると、更に締まるので、少し緩めにしておくのがコツのようだ。IMG_20151219_114642
 こんな感じになりました。

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トッププレートを取り付けようとしたら、あれ?、真ん中の穴の淵がえぐれているではないか。
記憶にはないが、取り外す時に傷つけてしまったらしい。IMG_20151212_135658
まあいいか、と思いながらカラーを取り付けると、あれ?、これも1個変形している。

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更にシートラバーの穴もちぎれている。
これはダメだということで、トッププレート、カラーといっしょに注文する。
右が新品。
 左が新品。

左が新品。
しかし、どうしてこんなに変形したのだろう。
トッププレートを取り付ける。
ここでハンドルロアカバーを入れておく。後から入れられないので忘れてはいけない。
シートラバーを乗せ、カラーをはめ込む。
トップブリッジを被せる。

シートラバーBを乗せる。

トップブリッジワッシャーを乗せ、ボルトで固定する。

そしていよいよ「ステアリングステムナット(矢印の部分)」を締め付ける。
こいつが曲者で、物凄いトルクで締め付けられているため、外すときに大変てこずる。
従って、締めるときも大変だ。ここで神様のバイク屋の兄ちゃんからお借りした下の写真の特殊工具が登場する。
こいつのハンドルに更にパイプを継ぎ足し、渾身の力で締め付ける。
前輪が付いて、こんなになりました。

次は、後輪。
元々付いていたドリブンスプロケット。
いつ交換したのか、交換した記憶がないので、もしかすると交換したことがないかも知れない。
いや、多分交換したことがない。
3代目に付ける予定だったほぼ新品があったので、チェーンと共に交換することにした。
新旧を比べてみると、する減り具合が良く分る。
というか、3万キロ走って、これだけしか減っていないことが逆に凄い。(上が新品)
取り付け完了。

事故る前からネジが若干バカになっていた、アクスルスリーブもついでに交換する。

 アクスルスリーブナットもセットで交換。

スイングアームに取り付け。

後輪が付いた。

ついに両輪が付いた。これで作業もしやすい。

チェーンのアジャスターやリアブレーキロッドを取り付ける。

そしていよいよエンジンを載せる。
降ろすときは一人で出来たが、載せるのは一人では厳しそうだったので、息子に少し手伝ってもらい完了した。
基本的に、車のジャッキを使えば、簡単に出来る。
ドライブスプロケットとチェーンを取り付ける。
ドライブスプロケットは純正では15Tだが、僕は一貫して16Tに交換している。
そうすることで、3速巡航時の回転が下がり、大変走りやすくなる。
1速での出だしにもほとんど影響がなく、このセッティングが大変気に入っている。
エンジンが搭載され、こんなになりました。

エアクリーナーを取り付ける。
キャブレターにつなぐゴムのチューブが寒さで硬化しており、思いのほか取り付けに、てこずった。
キャブレターにスロットルバルブ等を取り付ける。

ニードル、スプリングをセットし、

キャブレターに収める。
このときスロットルバルブの向きを間違うと、スッポリと収まらないから注意が必要だ。
僕は最初このことを忘れていて、なぜ収まらないのかしばらく悩んだ。このように切り欠きが手前に、斜めの部分が前輪側になるようにすればスッポリとはまるはずだ。
リアブレーキのストップスイッチにスプリングを引っ掛ける。

次にタンクを取り付ける。
長期間ほったらかしだったので、タンク内が偉いことになっているのではと恐る恐る覗いたら、めちゃくちゃきれいでビックリした。洗浄せずに済んで助かった。
チューブは十分使えそうだったが、念のために交換することにした。
純正部品を神様のバイク屋の兄ちゃんに注文した。
チューブの形状が、若干変更されていた。
純正部品は、改良が加えられたりして形状が変わっていることがあるが、当然きちんと取り付けできる。
こんな感じでチューブを大体通しておいてから、タンクに取り付けた。

コックのほうに持ってくる。

そしてコックに接続。
リザーブ側と接続を間違わないように。
上がリザーブ側だと思われる(自信なし)。
赤いラインが目印になっているようだ。
そしてタンクの取り付け完了。
ゲージの淵の錆が酷いが、気にしない、気にしない。
ここで、ふとプラグのコードに違和感があることに気付いた。
写真では向かって左側の穴からコードが出てきているが、本来は右側の穴から出てくるべきなのだ。
これでも特に問題はないかと思うが、やはり正しいほうがいいに決まっている。
しかし既にタンクを取り付けているので、上から手を突っ込んで直すことは出来ない。今からタンクを外すのも面倒くさい。どうしよう。
悩んだ末に、無理やりコードを穴に押し込み、右側の穴から引っ張り出した。
荒療治だったが、大丈夫だろうか。断線していたらエンジンが掛からないことになる。
新品のメーターケーブル。

メーターケーブルは、分解するときに外れず、切断してしまっていたので、新品と交換する。
若干ナメ気味だったネジも交換しておく。
左が新品。

接続完了。ネジも新しくなって気持ちがいい。

ブレーキケーブルも接続し、前輪が完成した。

ステップを取り付ける。
エンジン下部に4本のボルトで固定する。
ステップが付いた。

いよいよ、マフラーの取り付けだ。
実は、初代に元から付いていたマフラーは、錆で穴が開いて爆音を発したため中古と交換している。
だからこれは二代目だ。
一応適度に磨いておいた。
結構ピカピカになったので、嬉しくなった。
そして問題はこれ。
マフラーを外したとき、こんな感じになってしまったのだ。
ボルトとナットは固着して動かない。
片方のボルトがエンジン側に残り、もう片方が抜けてしまっている。

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そして問題がもうひとつ。
この部分が欠けてしまっている(と思った)。
どこかにぶつけた記憶もないし、欠けた部分も、断面が古い。最初から欠けていたのか。
店に寄ったついでに、神様のバイク屋の兄ちゃんに聞いてみた。
すると何と、最初からこんな形らしい。
なぜこんな形なのか。不思議だ。
ひやひやしながら、マフラーを取り付けた。
問題なくあっさり付いた。排気も漏れていない感じだ。
マフラーが付いてこんなになりました。
ますます、スーパーカブらしくなってきたぞ。
次はステアリング部分の組み立て。
実はこのステアリングも、過去の大転倒の際に交換した二代目だ。
初代の純正色ではなかったため、純正塗料で塗装している。
そして、このメーター。
購入時は3万キロちょいだった。
そこから僕が引き継いだ。
様々な苦楽を共にしてきたメーター。
右上の凹みは、大転倒のときに出来たものだ。
メータを取り付ける。

ニュートラルランプ等の球を取り付ける。

メーター取り付け完了。

スイッチ類やらを取り付ける。

 ステアリングを取り付ける。

付きました。
ここでひとつミスを犯しているが、それは後ほど。
次はこのグチャグチャを接続しないといけない。
コードには色が着いていて、同じ色同士を繋げばよいようになっている。
しかし種類が多いために微妙な色のものがあり、経年劣化で判別が難しいものがある。
これは消去法で何とか乗り切った。
また同じ色同士を接続していくうちに、まだ接続していないコードが残っているのに、接続するところがないという事態が起こった。
途方にくれて、じっくり見てみると、一つのコードに繋ぐところが2箇所付いているものがある。
これか!
何とか繋ぎ終え、ヘッドライトを接続する。

ちょっと前で、ミスを犯していると書いたが、それがこのスロットルケーブル。
僕は先にキャブレター側を取り付けてしまっていたが、そうするとこちら側がネジになっているために、取り付けできない事態になるのだ。
仕方なく、キャブレター側を取り外し、先端にひもをくくりつけてから、ケーブルを引き抜く。
こうしておけば、狭いところを通っているケーブルも、簡単に元通りに通せる。
ステアリング側をクルクル回しながら取り付けた後、ひもを引っ張って、キャブレター側にケーブルを繋いだ。
二代目に付いていたバッテリーを充電して取り付けた。

チェンジペダルも取り付けた。

こんなになりました。

バッテリーも付いたところで、いよいよウインカー等がきちんと作動するかテストする。ドキドキだ。
スイッチオン!
フロントウインカー、リアウインカー、メーターのランプ類。異常なし。全く正常に作動。
いやー、嬉しい。
次にシートを取り付けよう。
しかし、ボルトをいっぱいに締めこんでも、少しガタがあり、きっちり締まらない。
どうやら、このゴムがヘタっているようだ。
神様のバイク屋の兄ちゃんにお願いして取り寄せる。
左が新品。
無事取り付け完了。

シートが付いたところで、いよいよエンジンを始動してみることにした。
三代目を満タンにし、100均で買った灯油ポンプで、初代にガソリンを移す。
エンジンオイルは事前に交換してある。さて、はたして掛かるのか。
予想では、何度キックしても掛からず、神様のバイク屋の兄ちゃんのお世話になるというストーリーだ。
何せ、2年間放ったらかしだったから。期待せずに、取りあえずキックしてみる。
1発、2発、3発、「ぶろろろろぉ~!
え? 何と、キック3発目であっさり掛かりました。
びっくりー!!!
初代が蘇った瞬間だ!
嬉しさ余って撮った動画がこれ。
残念ながら、Nexus5の動画の音は異常なくらい最低なので、素晴らしいエンジン音とはいきませんが、エンジンが掛かったということは伝わると思います。
さて、エンジンが掛かったのはよいが、回転が上がりすぎて、キャブで調整しても下がりきらない。
神様のバイク屋の兄ちゃんに相談すると、スロットルケーブルの根元のネジで調整したらどうかとのことだった。やってみると、アドバイスが的中し、、回転が下がった。
兄ちゃんありがとう。
エンジンが掛かった嬉しさで浮かれたまま、キャリアも付ける。
さて、エンジンが掛かると、走ってみたくなるのが人情というもの。
しかし公道で走るには、ナンバーと自賠責が必要。
でも直ぐには無理だ。
んー、乗りたい、走りたい。どうしても走ってみたい。
ピストルを持つと撃ってみたくなる、刀を持つと斬ってみたくなるのと同じだ(どこがじゃ)。
こうなれば、違法だが、3代目のナンバーをちょっと着けて、家の周辺を走っちゃえ、と言う結論になった。
ところが、仕事の帰りに神様のバイク屋の兄ちゃんと喋っている中で、前出の悪巧みを話すと、「これ貸してあげますよ」とおっしゃって貸してくれたのが、下の写真の物だった。IMG_20160213_140504
「原動機付自転車試乗標識」。
兄ちゃんによると、初代を買った店(兄ちゃんはここに勤めていた)から引継いだ物らしく、かなり年季が入っている。ありがたい。こんなものがあるとは。
そして、まさか貸していただけるとは。
ありがとう。本当にありがとう。
早速初代にナンバーを装着し、試乗することに。
しかし、何か違和感が。おっと、バックミラーを付けていなかった。あわててミラーを付け、試乗に出た。
アクセルを開けると、「ぐぐっ」と力強く発進した。
「ひゃっほー」、いいよ、いいですよー!。
初代だ! これが初代の走りだ!
排ガス規制後の二代目、三代目と違って、アクセルの開け具合に対する反応がストレートだ。
いいわー。やっぱりこれやわー。
次の週も兄ちゃんにこのナンバーをお借りし、スタンドでガソリンを入れた後、嬉しさ余って、兄ちゃんのバイク屋まで乗っていった。
蘇った初代を見て兄ちゃんは、「よくここまで頑張った」と褒めてくれた。
いやいや、あなたのお陰ですよ、ここまでやれたのは。
工具を貸してくれたり、緩まないボルトを外してくれた。
そして何よりも、何かあったら兄ちゃんが助けてくれるという心の支えが大きかった。
作業に少し余裕が出てきたので、注文していたスロットルストップスクリューとエアースクリューを交換することにした。
以前から、アイドリング調整時に、スロットルストップスクリューを外れそうになるくらい緩めても、アイドリングが高めだったので、交換してみることにした。
写真はスロットルストップスクリュー新旧。
右の写真はエアスクリューだが、新旧で形がかなり違う。正体不明の部品まで付いている。
部品番号は合っているし、ネジより下は形が同じなので、仕様の変更があったようだ。
取り付けてみると全く問題はなかった。
取り付け後、アイドリング調整をしたところ、回転が若干下がり、交換の効果はあったようだ。

オークションで落札したフロントフェンダーには、原付二種の白マークが剥がされていて付いていなかった。
仕方なく兄ちゃんにお願いして純正部品を取り寄せ、貼った。
これをきれいに貼るコツは、そのままぺたっと貼ると必ず皺になるので、少し伸びるのを利用して、強めに引っ張りながら貼ることだ。そうするときれいに貼れる。
純正部品はこんな形だ。

チェーンカバーを取り付けていたら、ここの部分がバカになっていて、ねじが完全に利かない。
ボルトを交換しても同じだったので、スイングアーム側に問題がある。考えた末、ネジを切り直してみることにした。一度やってみたかった「タップを立てる」というやつだ。
そこで登場するのが「タップダイスセット」だ。
棒状のものが雌ネジを切るもので、丸いのが雄ネジを切るものだ。
パーツリストで確認すると、ダメになっているネジは6mmなので、6mmのタップをハンドルに取り付け、ネジ穴に対して垂直になるように注意しながら、ゆっくりとねじ込み、少し戻す、を繰り前しながらネジを切る。
ネジの部分が薄いので、結果的には、完全にネジが利くところまでは無理だったが、まあまあのところまで回復した。しばらくこれで様子を見ることにした。
ついでに、チェーンカバーのネジをすべて新品に交換した。

サビサビだったタンクのネジも、新品に交換した。

初代にホーンは調子が悪かった。途中からは、鳴らなくなっていた。滅多に使わないが、この際交換しておくことに。
アマゾンで検索すると、激安千円未満で送料無料のものがあった。ポチッ。ホーンが鳴るようになった。
そして最後はレッグシールド。
レッグシールドは転倒で割れたりして、何度か交換したが、このエンブレムは最初から初代に付いていた純正のものだ。今のレッグシールドは、バッタ物(安い偽者)。新調も考えたが、とりあえずそのまま取り付けることにした。
少し洗って、エンブレムを取り付けた。

そして、遂に初代iichan1号完成!
REBOOOOOOORN! 勇姿が蘇った。
まだ100%とは言えませんが、これから登録してしばらく走ってみて、少しずついぢっていこうと思います。
暖かくなってきたことだしね!
そして最後に、いろいろ協力してくれた「神様のバイク屋の兄ちゃん」ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
スーパーカブで散歩 iichan1号でぶらぶら