2004.05 わくわくしたくてぶらぶら

嫁と子供が出かけたので、僕もぶらぶら出かけることにした。カシミールの地図で面白そうな道を探す。
信達無線中継所」。今日はここに決定!
GPSにセットして出発。根来寺の側を通る。sindati1
初めての山道をぐんぐん登って行く。
どんな道が現れるのか、どんな所に着くのか、わくわくする。
一応舗装はされているものの、かなり荒れている。
そして「信達無線中継所」に到着。
地図では「信達無線中継所」となっていたが、正しくは「信達無線中継所」らしい。もっとすごいモノがあると勝手に思っていたが、ちょっと期待外れ。
気を取り直して飲み物でも飲もうと「おっさんBOX」を開けると、無い!
確かに用意したはずなのに、玄関に忘れてきてしまった
ようだ。
今日は暑いのでよけいにショック!sindati3 sindati2
中継所を後にしてしばらく走ると、展望台を発見。
今日は霞んでいて、あまり遠くまで見えない。
展望台に中年の夫婦がいたので少し話をする。
下から徒歩で登ってきたが、暑さでへばって休憩中とのこと。
カブでもかなりの時間がかかるのに、徒歩だとそりゃ~くたびれると思います。ご苦労さん。展望台まで来たものの、次の目標のダムへの道がわからない。
ご夫婦に聞くと、展望台の手前にダムへの道があるという。
そう言えばそんな道があったが、「まさかね」と思って通り過ぎていた。
sindati5 sindati4
道の入り口でしばらく考え込む。
先がどうなっているかわからない未舗装の険しい道。
しかし意を決して突入!
行かなければどうせ帰ってから後悔する。
最初の余裕があるうちに写真を撮っておく。
だんだん暗く細くなっていく道。
超低速で進む。なぜか「町石道」を思い出す。
カブの静かなエンジン音とウグイスの鳴き声だけが聞こえる。
わくわく、どきどき感と、少しの恐怖心が入り交じった不思議な感覚。これや!、この感覚こそ僕が求めている「ぶらぶら」の醍醐味や!
遠くへ走って行ったり、派手な走りをしなくても味わえるミステリアスな感覚
誰も解ってくれなくてもいいんです(泣)。2㎞ほど走ると小さな集落に出た。
とてつもなく細く急な路地が続く。思い切りブレーキをかけていないと怖い。

視界が開けたので位地を確認しようと地図を探すが無い!
途中で落としたようだ。 飲み物に続く失態。
仕方なしにGPSの矢印だけを頼りに走る。

sindati6

そして「堀河ダム」に到着。
休みなので人だらけと思っていたが、そうでもない。ダム湖の周りをぐるっと1周する道がついている。
ゆっくり1周する。
釣りをする人、バードウオッチングをする人、ジョギングをする人、それぞれ静かな休日を楽しんでいる。
とても気持ちのいい所だ。sindati8sindati7
途中で「紀泉わいわい村」という案内板を見つけたので行ってみる。自然体験や宿泊ができる施設らしい。
山里風の建物がなかなか魅力的だ。sindati9
茅葺き風の宿泊施設には、囲炉裏やかまど、五右衛門風呂などがあるらしく楽しそう。
一度泊まってみたい。子供も喜びそうだ。
夕方になったので帰路についた。sindati11 sindati10
今回は「ぶらぶら」の原点を再確認できた、なかなか有意義な「ぶらぶら」だった。近所を散歩していてふと紛れ込んだ路地。
そこには不思議な世界があった。
近所なのに、すぐそばを毎日通っているのに、そこには自分の知らないミステリーゾーンがあった。
そんな場所に出会ったときの不思議な感覚がなんとも言えず好きなのだ。子供の頃、少し遠出をして見知らぬ場所に紛れ込んだときのなんとも言えない感覚。
好奇心、恐怖心などが複雑に絡み合った感覚。
そんな感覚が未だに忘れられないからだろうか。○走行距離 54.9㎞
○最高標高 471m(信達南無線中継所付近)

sindati

スーパーカブで散歩 iichan1号でぶらぶら