メーターパネル修理・ハンドル塗装

過去の大転倒の際に、メーターのパネル部分にヒビが入った。それが最近になって完全に割れ、振動でだんだん下にずれてきた。このままではまずいということで、一大決心をして修理することにした。修理前にネットで調べたところ、かなり大変そうだが、出来ないことはないようだ。メーターを交換してしまえば簡単に済むことだが、このメーターにはiichan1号と僕の歴史が刻まれているので、交換する訳にはいかないのだ。

 まずメーターを外す。ヘッドライトを外し、メーターケーブルを取り外し、メーターを固定している部品を外す。これは上に持ち上げて手前に引けば外れる。メーターはこの針金のような部品だけでハンドルに固定されているからビックりだ。すごい。手前にごちゃごちゃのケーブルがあるので、大変作業がしにくい!

 メーターケーブルを外すときに、固定しているネジを回して外すのだが、油断するとこのネジが、ストンと下に滑り落ちてしまう。そうなると大変なので、ひもで対処した。

 結構時間がかかったが、メーターが外れた。左に写っているのは、パッキンだ。
 さて、メーターパネルの修理がなぜ難しいのか。それは本来分解不可能なメーター上部のガラス部分を外す必要があるからだ。ここは金属の枠でガッチリ「かしめ」られており、それを無理やり外す必要があるからだ。

矢印部分をマイナスドライバーで地道にこじ開けていくしかないだろうということで、予め100均で適当なマイナスドライバーを買っておいた。普段使っているドライバーがダメになると困るからだ。

下の写真が少し進んだところ。一周では無理なので、少ずつ何周もやるしかない。

 悪戦苦闘すること2時間あまり。やっとのことで外れた。

次はメーターの針を外さなければならない。フォーク等を使い何度もチャレンジするがビクともしない。ここで軸が曲がってしまっては、今までの苦労が水の泡になってしまうので、針を外すのを断念し、針が付いたまま修理をすることに軌道修正した。

  メーターパネルの上半分を取り除き、メーター本体の裏のネジを外すと、距離計ごとスポっと外れた。
メーターパネル上部の裏側に プラスチックの薄い板を接着し、破損した上部と下部をを接着した。

針が外れていれば、もう少しきちんときれいに接着できたと思うが仕方がない。

メーターパネルの裏側はこんなになっていたんですね。初めて見た。ニュートラルとウインカーランプの表示灯の周りのスポンジが劣化してボロボロだが、放っておく。

ついでだから距離計のギアの部分に、グリスを塗っておいた。

 割れた跡がはっきり分って気に入らないが仕方がない。諦めよう。

メーター本体に収め、必死になって外したガラス部分を被せる。下の写真の金属枠の右上の凹みは、大転倒の際にできたものだ。この時の衝撃でメーターパネルにひびが入った。

 最後に、ドライバーでこじ開けた部分を元に戻すのだが、今度は手の力だけではどうにもならない。マイナスドライバーと金槌で、トントンたたき、最後の仕上げは金槌で直接たたいた。しかし、決して元のとおりきれいにはならない。パッキンはあるが、水が浸入しないか心配だ。

メーターを外したついでに、前から気になっていたハンドルの塗装をすることにした。純正塗料は以前に買っていた新品がある。この純正塗料は、製造が中止になってきているので、古いカブを持っている人は、早めに入手しておいた方がいい。僕は念のためにもう1本確保している。

ハンドルは2つのボルトを外すだけで、簡単に外れる(ちょっとした罠はありますが)。

 最初にパーツクリーナーで油分を除去し、塗装をした。きれいに塗れたのは塗れたが、なぜか光沢が出ない。つや消しのようになってしまった。湿度が高すぎたのか、原因が分らない。以前塗装したときには、普通に塗っただけでピカピカに艶が出たのに・・・。

嘆いても仕方がないので、乾いてから取り付けた。

う~ん。これではダメだ。コンパウンドで磨くしかないか。

翌週、コンパウンドで磨きに磨いた。何とか見られるようにはなったが、満足できるレベルではない。後日、もう少し磨く予定だ。

しかし、今回のメーターパネルの修理には参った。これほどしんどく、時間がかかるとは思わなかった。もう二度としたくない修理だ。

スーパーカブで散歩 iichan1号でぶらぶら