2003.09 涼を求めてぶらぶら

仕事が一段落したので、午後から失礼して走りに出かけた。今日はとてつもなく暑い!市街地は正に灼熱地獄だ。
街中を走るのが嫌いだ。信号待ち、騒音、排気ガスな
どストレスがたまる要因ばかりだ。
自分のペースで走れないのが気に入らない。今日はそれに猛暑がプラスされて、イライラもピークに達する。P91100221
標高を上げれば少しは涼しかろうと、山道を登る。
信号は無いし、車も少ないので快適だ。そして到着したのは「生石(おいし)高原」。
あ~、さすが高原。爽やか~!
って全然涼しないやんか。
「高原」=「涼しい」という方程式は、もろくも崩れ去っ
たのだった。P91100061
気を取り直して展望台へ登ってみた。
平日とあって人もいない。
展望台は風があってちょっとだけ涼しい。
「平日に一人で展望台にたたずむおっさん」という
素晴らしい構図に満足しながら、しばらく景色を見る。
遠くの方に海が見えた。
P91100081 P91100171
ここはススキの群生で有名なところだ。
一面にススキの穂が揺れている。
そう言えば今日は「十五夜」だ。P91100191
展望台を後にして少し走ると、生石天文台があった。
天文台の近くにあじさいが咲いていた。P91100231P91100241
のどかな景色を楽しみながらのんびり走る。

今日はGPSも地図も持ってきていないので
ちょっと不安だ。
途中、畑仕事中のおばちゃんと軽トラの兄ちゃんに
道を聞いた。
山の中で迷うくらいなら、ちょっと恥ずかしいが
聞いた方がましだ。
みんな親切に教えてくれる。

P91100251

暑いとは言うものの、秋は確実に近づいてきている。

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山の中の小さな神社で休憩する。
シーンと静まり返った空間に、鳥や虫の声だけが聞こ
える。
心がとても落ち着く。P9110035
ボチボチ帰ろうかと考えながら走っていると
「次の滝」という標識が目に入った。
ちょっと考えてUターンした。細い民家の前の道を通っていく。
二輪か徒歩でないと無理。
途中家の前におじいちゃんが立っていたので
軽く会釈をして「滝こっち?」というふうに
ジェスチャーで聞くと、おじいちゃんも「ウンウン」
とうなずいてくれた。P9110046
しばらく登ると目の前に滝が現れた。
写真では充分伝えきれないのがホントに残念なくらい
きれいな滝だった。
「バー」っと走っていれば、きっと見逃していただろう。
これがゆっくり走る「ぶらぶら」の醍醐味かな。いいものを見せてもらったという満足感に浸りながら
帰路につく。
きちんと計画を立てて走るのもいいが、思いついたま
まに走るのもまた楽しい。P91100371
スーパーカブで散歩 iichan1号でぶらぶら